最後の力走 −南武支線101系−
周知のとおり4月21日から山手線にE231系が投入され、それに伴い、国鉄末期以来山手線で使用され続けてきた205系の転配計画がJR東日本から発表された。それによると首都圏及び仙石線に残る103系が順次淘汰されていくという。中でも注目されたのが、103系より更に1世代古い101系が未だに走りつづけている尻手−浜川崎間の南武支線(通称浜川崎線)である。当然ながらここが真っ先にターゲットとなりすでに、置き換え用の205系改造車の試運転も始まっており、近いうちに全国のJR線に唯一残された101系もいよいよ終焉を迎えることになった。国鉄初の高性能通勤型90系としてデビューし、20M4扉という日本の通勤型電車の基本形となって1960年代の日本の高度経済を支えてきた影の主役である101系の最後の力走を追いかけてみた。
尻手駅 | |
尻手駅 南武支線はここから別れます。 | 南武支線 通称浜川崎線は3番線から発着 |
これが南武支線の0キロポスト。 | そして、お目当ての101系の入線です。 |
尻手駅に到着。 終焉間近と知って、南武支線には多くの鉄道ファンが集まっていました。 この日の乗客の実に95%以上は鉄道ファンと思われます。 |
103系の大きな違いは、正面窓が下方向に大きいことです。 |
隣のホームには川崎行の205系 | こちらは立川行103系。この南武線の103系も置き換えの発表が されました。 |
101系点描 | |
まぎれもなく101系です。 | こちらがユニットを組んでるクモハ100です。 |
車内のプレート | 車内の先頭部は残念ながら手書きです。 プレートは盗られてしまったのでしょうか?だったら許せませんね(怒!) |
車内の様子。 20M4ドアという日本の通勤型のスタイルを確立させました。 この構造は現在の新型車両であるE231系も踏襲してるところをみると、 この車両がいかにエポックメーキングだったかが分かります。 |
側面。ワンマンの表示がバスのステッカーのようです。 |
浜川崎駅 | |
行先表示は「尻手⇔浜川崎」の固定 | 浜川崎に到着した101系 |
浜川崎駅 こちらは南武支線の駅になります。 | 時刻表。朝夕の通勤時間帯は3〜4本ありますが、 日中は1〜2本という超ローカル線です。 終電が11時前というのもこんな首都圏近郊では珍しいです。 |
こちらが、鶴見線の浜川崎駅です。 南武支線の駅とは道路を挟んで反対側になります。 |
鶴見線浜川崎駅全景 |
ちょっと陰があって見難いですけど... | 最後にもう1枚。 |
番外編 | |
南武線103系 稲城長沼行 (川崎) | 現在2本だけの209系500番代。(川崎駅) 運良くひきました。(笑) |
浜川崎で見つけた事業用車両。 さびの具合から現在は使われてなさそうです。 |
185系 はまかいじの回送。(桜木町) |
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