83年間ありがとう 鹿島鉄道
2007年3月31日をもって、茨城県の石岡〜鉾田間を走る鹿島鉄道が83年の歴史に幕を下ろすことになった。少子化の影響ととマイカーに乗客がシフトしていったのはどこのローカル線でも同じだが、致命的になったのが自衛隊百里基地の燃料輸送がトラック輸送に切り替わったことだ。そして親会社の関東鉄道もつくばエクスプレスの開業で収入げ減り鹿島鉄道への援助ができなくなったという背景もある。和歌山電鉄のように他の鉄道会社に譲渡して存続していくことも模索されたが、結局は鉄道存続は困難という結論になり、廃止が決定されてしまった。そんな鹿島鉄道に3月10日に訪れて最後の様子をレポートしてみた。
KR−500形 | |
KR−501(パープル)玉造町 平成元年に自社発注した車両。 4両が在籍し鹿島鉄道の主力となっています。 4両それぞれ色が違います。 |
KR−501 石岡南台 |
側面には「ありがとうかしてつ」のペイントが... | KR−502(レッド) 石岡南台 |
KR−502 常陸小川 | KR−502 石岡 |
KR−503(グリーン) 玉造町 | 83年間ありがとう! |
KR−505(ブルー) 石岡 (504がないのは忌み番を避けたためです。) |
KR−502とKR501の並び 常陸小川 |
キハ600形 | |
日本最古の気動車 キハ601 石岡 昭和11年製造 元国鉄キハ07系でした。 |
元は流線形のキハ07でしたが、改造され折妻になりました。 |
車内の様子。床は木造です。 | 運転台の様子 |
キハ601 車番 | 社紋 |
キハ602 こちらは昭和12年製です。 | 玉里駅を出発するキハ602 |
側面の様子。なんとなくキハ07形の面影を残しています。 | ヘッドマーク |
キハ430形 | |
キハ431 昭和32年製 加越能鉄道から昭和48年に譲渡された。 | 車内の様子 |
車番 | 鉾田駅にて |
キハ432 こちらは朱の金太郎塗りです。 | 車内の様子 |
車番とサボ | 鉾田に停車中 |
常陸小川にて | 石岡駅 |
キハ714形 | |
昭和28年製 昭和51年夕張鉄道から譲渡された。 | 側面はバス窓です。 |
駅の様子 | |
石岡駅 駅舎自体はJRのものです。 | 跨線橋を渡ると鹿島鉄道のりばになります。 |
以前車両に取り付けられていたヘッドマーク 鹿島参宮初詣号 |
まちづくり市民号2005 |
まちづくり市民号2005 | 2006鹿島参宮初詣号 |
石岡駅 時刻表 | 石岡南台駅 時刻表 |
石岡南台駅 | 石岡南台 駅名標 |
常陸小川駅 | 常陸小川 駅名標 |
改札口付近 | 廃線のお知らせ |
上りホーム 待合室 | 常陸小川を出発するキハ430形 |
玉造町駅 | 玉造町 駅名標 |
玉里駅 | 玉里 駅名標 |
番外編 上野→石岡→勝田 | |
E531系 上野→石岡 | E653系 フレッシュひたち ブルーグリーン 石岡駅 |
415系 まもなく引退です。 石岡 | 水戸駅にて |
番外編2 茨城交通 | |
ついでにといってなんだが、こちらも存廃問題が持ち上がっている 茨城交通を訪れてみました。 |
37000形 阿字ヶ浦駅 |
側面ロゴ | キハ2004 国鉄準急色になっています。 |
阿字ヶ浦に茶色の気動車が留置されていました。 | 元羽幌炭鉱鉄道 キハ22 1です。 |
風雨にさらされかなり痛々しい状況です。 | キハ201 こちらもかなり痛んでいます。 |
阿字ヶ浦駅 | ホーム側から撮影 |
勝田→水戸→上野 | |
水戸駅 愛さいA弁当 掛け紙が水戸らしく梅の模様です。 価格はなんと525円 コンビニ弁当並の値段です。 (他にB、Cもあり中身が少し代わりますが値段はいずれも525円です。) |
中身です。Aは鳥重にコロッケがメインです。 駅弁というと1000円が当たり前のなか、とにかくこの価格は嬉しいもの。 |
415系1500番台 | 上野駅 グリーン車の案内 |
サロE351 水戸から普通車扱いのグリーン車で帰ってきました。 |
3月17日までは普通車です。 |
1日乗車券/車内補充券 | ||
鹿島鉄道 土曜休日限定 1日フリーきっぷ |
車内補充券 | 茨城交通 土休日限定 1日乗車券 |
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