西武・電車フェスタ 〜検修場まつり〜


またまたネット上をふらふらと彷徨っていたら、5月31日(土)と6月1日(日)に西武の武蔵丘車両基地を公開するとの情報をGET!西武の車庫なんて行ったことないし、こんな機会はなかなかない。土曜は仕事だけど日曜なら行けそうだなって行ってみることにした。季節はずれの台風の影響がまだ少し残って朝から不安定な天気の中、池袋へと向かった。乗車する列車は池袋9時34分発準急飯能行。この電車は飯能から臨時になり、武蔵丘車両工場まで直通し、ヘッドマークもついている特別電車である。車両は2000系とよく似てるが、10両固定であるところをみると9000系と思われる。って車番を見てこなかったもんですみません。(汗;)。いかにもこれから武蔵丘に行きますというような親子連れも多いのだが、飯能までは定期の準急だから、一般の乗客も多い。石神井公園までは急行運転。途中練馬からは有楽町線が急勾配で合流してきて、ここから複々線を形成すると外側の急行線を気持ちいいくらいにすっとばす。しかし、複々線区間はそう長くはなく練馬高野台までで、そこで、高架区間も同時に終わり、石神井公園の手前で踏切を渡り停車した。ここからは準急なので、 各駅停車。せめて、急行なら所沢まで急行運転なのに...と嘆くが致し方の無いところだ。のんびりとそして、たっぷり時間をかけながら飯能まで進んでゆく。途中の清瀬や所沢などでは、このヘッドマーク付き電車の写真を撮ろうと多くのファンがカメラを構えている姿も見てとれる。所沢まではそんなに混雑していなかったが、ここから、武蔵丘に行く乗客が急に増えて、立ち客も出るほどになる。本来この列車のの終点である飯能からもさらに乗客が乗ってくる。そして、いよいよ臨時として走る。隣の東飯能を通過して、車庫線へと入るのだが、所要時間は時間調整を含めて20分程かかるという。普段は乗ることのできない線だけに、やっぱりちょっとわくわくする。この列車、要所、要所ごとに、運転停車を行う。しかし、そのたびに車掌が的確に、「ここで何分停車します。」と案内があるので、思ったほどはイライラしない。昨年京急の久里浜工場に行ったときとは偉い違いだ。何回か停車したのち、車庫内の建物のホームに停車し、無事到着。ここでも、車両を限定して乗客を下すのだが、自分がたまたま早いところだったのかもしれないが、比較的スムーズに下りることができた。去年の京 急ではギュウギュウ詰めの中30分も閉じ込められたのだから、西武の対応のよさで株が上がる。そして、さらに驚いたのが、下りたところに、ちゃんとパスネットの精算もできるようになっているのだ。どうせ、パスネットで乗ったら下りるときに困るだろうと思って、予め、東飯能までの乗車券をパスネットで購入していたのだが、そこまで気を使う必要は全くなかった。ここでも去年の京急とは大違い。もう、西武に感心しきり。そして、さらに、感心したのが、全職員がホスピタリティーにあふれていること。制服を着ている職員も、工場の作業着にヘルメットをかぶった人もみんな、お客様に「こんにちは。いらっしゃいませ。」と笑顔を声をかけている。特に、工場系では技術職と呼ばれ、接客とは無縁のちょっとぶっきらぼうの人が多いだろうという勝手な想像はもろくも崩れ落ちた。もちろん、今回のイベントに伴う社内教育があったと思われるが、ここまで徹底しているのはすばらしい。「客に工場内を見せてやってる」ではなく、「お客様に、工場内をご覧になっていただいている」のである。これは、帰りの武蔵丘発の臨時列車が出るときもそうである。お見送りの職員が、一斉に、列車に 頭を下げ、手を振っているのである。ディズニーランドの従業員も顔負けである。という感じで、とても楽しくすごしてきました。あとはゆっくり写真でご覧下さい。


9000系 池袋から直通の臨時電車。飯能までは定期の準急でした。 10000系レッドアロー 愛称は「むさし」になっています。

武蔵丘車両検修場直通電車が来るまで時間潰しに撮影してました。
快速急行 西武秩父行 101系の旧タイプまだまだ健在です。
こちらは新101系 急行飯能行

そして、ヘッドマーク付き電車の入線です。車両は9000系のようですね。 準急飯能行。飯能から臨時の武蔵丘車両検修場まで直通します。

武蔵丘車両検修場に到着しました。 さすが、検修場のホームです。
ホームを降りると台車がこのように丸見えです。
到着です。右側の階段から続々来場者が降りてきています。 別角度から

連結器です。 パンタです。このように重ねておいてあります。
いかにも車両工場らしくご覧のように車両が入庫しています。
こちらは6000系です。
会場はご覧のように大勢の人で賑わっています。
塗装行程にある2000系 塗装ロボットです。「まっちゃん」「みっちゃん」と名前がついています。
輪軸の転がし体験です。 台枠がおかれています。
ミニSLも走っていました。 モーターの内部の部品です。
直流モーター 交流モーター。いわゆるVVVFのモーターです。
モーターはこのロボットが清掃します。 台車だまりです。
台車をこんな間近で見たことありますか?
モータはこんな感じについているんですね。いわゆる並行カルダンですね。
これは台車抜き作業の実演です。
横から見てみます。大きなジャッキが車体を持ち上げます。 車体が上がって、台車が外れています。
通称マルタイでお馴染のマルチプルタイタンパー これが、マルタイの心臓部である、バラストをまく部分です。
屋根上の見学です。こんな角度から電車を見る機会は滅多にありません。 クーラーです。
パンタグラフ ヒューズ箱の中はこんなになっています。
レッドアローの前で記念撮影もできます。 高所作業用のクレーンにも乗れますが、こちらは1時間待ちでした。
6050系。 こういう連結面って、見ているようで、普段絶対目にしないところですよね。
ましてやこうしてまじまじと見ることなんて絶対ないです。
見たことがあるような気がするのは、模型の世界との混同です。(笑)。
これがトラバーサーです。この上の車両を載せて、運びます。 分かりにくいですが、現在、トラバーサー乗車中!
トラバーサーに接続する線路です。
このように、ほとんど、地面に埋まっています。
武蔵丘車両検修場の名の入った作業用モーターカーです。
模型コーナーもありました。当然、西武の車両ばかりです。 武蔵丘車両検修場はこんなのどかなところにあります。
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