東急 電車とバスの博物館


1982年にオープンし、長年親しまれてきた東急の電車とバスの博物館が田園都市線複々線工事に伴い2003年に高津から宮崎台に移転し、リニューアルされた。高津時代は子供の頃によく行ったものだったが、宮崎台に移ってからは初めての訪問になった。以前よりやや手狭になったが、逆に展示物は充実。しかし、貴重な玉電200系やデハ510形の全景写真が撮れないほど窮屈な作りはちょっと残念でもある。それでも、今もなお、多くの子供達に夢を与え続けている役割は未だに変わってはいない。今回はそんな電車とバスの博物館を訪問してみた。


電車とバスの博物館 エントランス
宮崎台駅の改札口をでるとすぐ前が入口になります。
あまりに近くて見過ごしそうです。
入口には田園都市線には1箇所もない踏切が出迎えます。 一定時間ですが、高架上を走る電車に合わせて
踏切は閉まります。

旧高津駅とデハ1形
昭和30年代の旧高津駅が再現されています。
なぜ高津かというと電車とバスの博物館が高津に
あった頃の名残です。
当時の運賃表。田園都市線(当時は大井町線)
が溝の口までしかないところに注目です。
その頃は、東急も硬券でした。 東急(目蒲電気鉄道)最初の電車 デハ1型のレプリカ
車内の様子 旧蒲田駅の模型

トレインシミュレーター
トレインシミュレーターコーナーにある
電車とバスの博物館の駅名標
まずは8090系のシミュレーター
この博物館では1番人気です。
別角度から シミュレーターの様子
もう1台は旧型電車510形(3450形)です。 半室運転台も忠実に再現されています。

車両展示
電車とバスの博物館の展示の目玉、玉電200系 連接1軸台車です。
車輪半径を出来るだけ小さくして、連接構造にするなど、
今まさに通用する低床式電車を先取りしていました。
しかし当時、時代の先を行き過ぎた設計だったため逆にこれが
仇となり、短命に終っています。

リストアして世田谷線にイベントで走ったりすると
面白いんですけど...
デハ3456 本物の車両の顔部分です。
実はこれもシミュレーターになっており、運転台を操作すると
車両の前部に置かれているモーターが動作します。
道路を挟んだイベント館に行きます。
こちらには3450形の前身である510形が展示されています。 車内の様子

その他
CTC制御の模型 CTC制御モニタ
制服の展示 入館記念券発券所 定期券売場を模しています。
HOゲージのパノラマ模型 
もちろん走っている車両は東急オンリーです。
手前の駅は忠実に再現された二子玉川駅です。

バスコーナー
少し古めのバスが展示されています。 車内の様子。ギアの様子が分かるようになっています。
オンデマンドバス 東急コーチ バスの営業所の模型

飛行機コーナー
今は日本航空に合併した東急系の日本エアシステム
の飛行機模型があります。
YS11のフライトシミュレーター

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