東急5000系デビュー


2002年5月2日、田園都市線に待望の新型車両がデビューした。東急の新車といえば、東横線でデビューすることが多いが、田園都市線でのデビューは珍しい。確かに、8500系や2000系は田園都市線デビューだが、8500系は大きく言えば8000系列だし、2000系も9000系と外観が同じだから新鮮さはそんなになかった。そういう意味でいうと田園都市線での全くの新型車両のデビューは歴史上初めてなのかもしれない...。JR東日本と東急車輛とが共同開発したE231系をベースにした車両だが。前面は東急の独自デザイン。ふっくらと丸みを帯びたデザインと、側面の緑のラインがどことなく、かつての東急の名車であった旧5000系の面影を見たのは私だけであろうか?
ということで、デビュー初日には、乗れなかったが、ゴールデンウィーク中の4日に乗りに行ってみた。

長津田駅
長津田の留置線で待機中の5000系 入線してきました。これが新5000系。
デビューのヘッドマークがついてます。 最近、各社ともヘッドマークと称しながら、ステッカーが多いなか、
看板ヘッドマークというのが好感が持てる。
トップナンバーです。 側面の東急マーク。従来はステンレス版でしたが、
このマークはステッカーです。

車内の様子
ドアも開きましたし、早速乗ってみましょう! 車内の名板。和暦から西暦になっている。
車内の様子。シートや袖仕切りがE231系そっくり。 妻面の様子。東急では珍しく、車内全体が青系でまとめられている。
片持ちシート 側面窓と吊革。吊革は長さが3種類ある。
今回の最大の特徴の液晶の表示。しかし、それより注目したいのが、
その上の地下鉄路線図。乗り入れ先の路線図が掲示されていることは
高く評価したい。
こちらは、田園都市線の路線図。

液晶表示
それでは、液晶表示を詳しく紹介します。まずは行先表示。 次駅表示
ドアの開く方 反対側のドアが開く方。
駅に停車中 そして走行中はイメージ画像
こんな自然の風景でした。 海底の画像もありました。

5000系もろもろ
中央林間に停車中 反対側のホームには8534のトークボックス号。
たまたま入ってきたので、撮りました。
長津田で急行の待ち合わせ中。 8500系と比べてどうですか?
この5000系では東急で初めて、コーポレートカラーの赤以外に
ラインカラーを導入しました。
側面の様子。腰部は赤。上部は田園都市線のラインカラーである
グリーンの帯。そして、行先表示に注目。種別表示と別れている。
最後はたまプラーザにて 水天宮前に向けて

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