山手線 E231系 デビュー


2002年4月21日、日曜日。あいにくの雨模様の中、山手線に待望のE231系がデビューした。今後、3年程度で、現在の205系をすべてこのE231系に置き換えていく予定という。その玉突きで、京葉、武蔵野、南武、鶴見、川越、仙石の103系は順次淘汰される模様。今日の雨は103系との別れの涙でもあるようだ。


大崎8時42分発外回り電車の出発式。
すさまじい人で、こんな写真しか撮れませんでした。(笑)
出発式で使用されたE321−500番代のトップナンバー車です。「E231デビュー」のヘッドマークがついてます。
大崎での撮影は狭いホームにJRのお偉いさんのテープカットと大勢のファンでごった返していて、見事に撮影は失敗。そんなら、とにかくその車両に乗ってしまおうということで、営業1番列車に乗ってしまいました。新車の匂いとちょっといい気分。しかし、車内の95%は完全に鉄ばかり。ま、自分もそのうちの一人なんだけど...。五反田、目黒と停車してゆき、だんだん、一般客も乗り込んでくる。新車と気づく人、気づかない人、様々だが、大抵の人は、大して気にとめていないようである。ただ、目的地に行くことだけのための山手線の乗客とは本来そんなもので、気づかない方がむしろ山手線の乗客らしいとも言える。しかし、中には、「あら、これ新しい車両だわ。」なんて言うおばちゃんもいる。ちょっぴり、気づいてもらってちょっぴりE231系も嬉しそうに見えるのは気のせいか。そして、渋谷、相変わらず、大勢の乗り降り。もはや、出発式の列車の面影はなく、すでに、普段の山手線の顔になってしまっている...。
車内ではこれが目玉。各ドアの上に2箇所の液晶ディスプレイ
左は広告。右は案内版。さすがにこれは注目の的でした。

205系
長年お馴染の205系です。まもなく他先区への転出が始まり、
数年後には山手線とこのウグイスの帯は見られなくなります。
現在の山手線のスタンダード版です。
1段下降式の窓がすっきりとして洗練された印象です。
こちらが、初期車。窓のサッシが2段上昇式で田の字模様に
なっている点が注目です。
またこの車両には、「野菜戦士」の広告車になっておりなおのこと
側面が煩雑にみえます。
こちらは「JCBカード」の広告車。側面窓は一段下降式です。 ADトレイン。ヘッドマークがポイントです。

京浜東北線209系(番外編)
こちらは、品川−田端間を山手線と並走する、山手線の相方とも
言える京浜東北線209系。
現在、ピンチヒッター的に運用に入ってる209系500番代。

E231系
本日、唯一内回り線に入っていたE231系です。
こちらは、ヘッドマークなしのオリジナルの姿です。
外回り2本目には、「快適省エネ 山手線」のヘッドマークがついてました。本日は、内回り1編成。外回り2編成の都合3編成が運用についてるようでした。

YOKOHAMA EXPRESS HOME TRAIN TRIP INDEX

copyright (c) 2002 FUSHIKEN all rights reserved