3000R形 試乗会リポート


2004年3月28日(日) 横浜市営地下鉄の新型車両である3000R形の試乗会がありました。友の会の部、一般の部の2回行われ、友の会の方に応募してみたところ、参加できることになったので乗りに行ってみました。当日の行程は関内駅に9時集合、9時40分、関内駅幻のホームから出発。新羽までノンストップ。折り返しは新羽10時20分発で再び関内に戻る。このときは普段の湘南台方面行きのホームでした。また車内には駅長をはじめ、交通局局長、車両課長等も出席されるなど、この新型車両への意気込みを感じられる試乗会でした。
3000R形は湘南台開業時に導入された3000N形をベースに改良された車両で、1972年の開業以来30年以上走り続けている1000形置き換え用として導入されました。3000R形の「R」は1000形のReplace(リプレイス)のRから取っています。
それでは早速、試乗会の様子をご覧下さい。


内駅にて
これが3000R形です。すでに関内駅幻のホームに停車中です。 試乗会の看板もあります。
午前9時より受付開始です。まずは市営交通友の会会員からです。 胸にバッチをつけます。このほかにもいろんな種類のバッチが
ありましたが、試乗会終了後に返却しました。
再びホームへ
前照灯のみや尾灯とのコンビなどファンの要望に応じて点灯して
くれていました。
いよいよ乗車です。
3000R形にも書く車両にこの横浜市営地下鉄のシンボルマーク
がついています。
行先方向幕は「試運転」です。
側面の様子 編成全体では1000形に比べて約8t軽量化しました。 正面から撮影です。

車内の様子
車内の様子 オレンジ色の座席は1000形から踏襲されています。
地下鉄車両ということで全体的に明るい雰囲気に仕上げたそうです。
バケットシートに、ドア横の立ち客と干渉しないような袖仕切り、
座席中間のポールなど、最近、他社が取り入れているものを
横浜市営地下鉄でも初めて取り入れました。
床面はオレンジとベージュのツートンカラーです。
元々第三軌条方式なので、床面の高さは低いのですが、
3000R形では従来車よりさらに1cm低くなり、車椅子での乗降も
よりスムーズになりました。
吊革は3段階の高さがあります。
ドア上の案内 回りがグレーは停車駅案内のLED 回りが茶色はニュースが流れます。
LED拡大。上の路線図は点灯装置はありません。
停車駅案内とニュースは千鳥配置になっています。
ニュースは神奈川新聞の協力のもと、あざみ野、湘南台の各終点で
更新されます。
日本車両製です。2004年 正真正銘の新車です。 1車両4箇所に増設された非常通報ボタンとSOSのピクトグラム
各車両に設置された車椅子スペース。
ちゃんと窓が設けられているのも好感が持てます。
ドアに添付されている点字ステッカー。
弱視の方にも分かりやすいように文字も書いてあります。
運転台の様子 折り返し列車。「関内 終点」の表示に注目です。
営業列車ではまず見ることはできない表示です。

新羽駅にて
新羽に到着です。中線に入線しました。 逆エンドから撮影
ステッカー部分の拡大です。 発車案内は 「試運転」です。
連結部 転落防止板がついています。 連結面 自重29.5t 定員122名です。
はまりんが出迎えてくれました。 白い制服の方は交通局局長です。
横浜市営地下鉄の白い制服初めて見ました。
側面の様子。連結面のドアは大型の1枚窓です。 最後にもう1枚

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